文房四宝こぼれ話 前説 文/濱田薫

文房四宝の学習所・研舎を主宰する著者が、
「残笏居 隅神帖 墨色比較15種」に続いて、新しい連載をスタートします。
今回は、長年の研究を通じて得た「文房四宝こぼれ話」を披露。
ときには、「文房四宝こぼれ話」の、さらなる「こぼれ話」になることも?
まずは、「前説」のご一読を。連載の一覧は、こちらへ。

文房四宝の学習所・研舎を主宰する著者が、「残笏居 隅神帖 墨色比較15種」に続いて、新しい連載をスタートします。
今回は、長年の研究を通じて得た「文房四宝こぼれ話」を披露。ときには、「文房四宝こぼれ話」の、さらなる「こぼれ話」になることも?
まずは、「前説」のご一読を。連載の一覧は、こちらへ。

前説

 筆墨硯紙、文房四宝と尊称されるこれらの道具は、東アジアの文化の根底に位置する利器である。むかしは書写道具として必須のものだったのだから、芸術作品その他諸々、これらが無くては始まらなかった。数多の創作物を世に送り出した文人と呼ばれる人々にとっても無論不可欠の道具で、これらを使いこなし、さらに、その質にこだわることは、彼らにとって重要なことだったのだ。

 そんなこんなで、この4つの利器について調べていると、文人やら、それらの製造者やら、蒐集していた者やらのエピソード等々、文房四宝そのもの以外のこぼれ話が溜まってくる。そして、それらの話は、人間臭いところがあって、文房四宝の蘊蓄を書いているより面白かったりする。また、大それた歴史話でもなく、脇の脇の話なので、どこかに書いて置かないと永遠に忘れ去られてしまいそうだ。

 と、まぁ、そんなこんなで、編集長から「何か書かない?」というお声がけを頂いたのをこれ幸いと、そんなこぼれ話を吐き出してみようと思う。内容的に、論文張りにかちっとしたものもあるけれど、ほぼ筆者の茶飲み話的空想のようなものも含まれる。お読みになる方はくれぐれも、多分に書き手の気儘な書き散らしだとご理解頂くように、お願い申し上げる。

艸不宣 甲辰春 肆石山樵 識

連載一覧

文房四宝こぼれ話 第1回 公儀御用の御筆師

※連載のタイトルは、基本的には《文房四宝こぼれ話》ですが、
内容が「文房四宝こぼれ話」の、さらなる「こぼれ話」に及ぶ場合には、
タイトルを《「文房四宝こぼれ話」のこぼれ話》とします。
ただし、連載回数は、通しの回数とします。

※連載のタイトルは、基本的には《文房四宝こぼれ話》ですが、内容が「文房四宝こぼれ話」の、さらなる「こぼれ話」に及ぶ場合には、タイトルを《「文房四宝こぼれ話」のこぼれ話》とします。ただし、連載回数は、通しの回数とします。

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