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今月の名品 vol.37 雁塔聖教序 清初拓本
初唐の三大家のひとり、褚遂良の名作。序碑は淡く、記碑はやや濃い拓調の、明末清初期の精拓。 -
木雞室名品《游墨春秋》 第26回 枯樹賦
清代の『聴雨楼法帖』収録の精拓本と、江戸時代の長崎貿易により将来された古拓本を掲載。 -
「和の書」つれづれ語り 【松﨑コレクション編】 文/髙橋利郎 第5回 栂尾切
桂本万葉種の断簡「栂尾(とがのお)切」はコレクターの松﨑春川を知るうえでも記念すべき一葉だそう。 -
今月の名品 vol.36 王静庵先生殉節記念冊
清末民初の文学者・歴史家、王国維。その「殉節」を悼み、京都で行われた追悼会の記念冊。 -
「和の書」つれづれ語り 【松﨑コレクション編】 文/髙橋利郎 第4回 大字和漢朗詠集切
今回紹介する「大字和漢朗詠集」はまさに平安王朝の貴族ごのみ。大らかな書きぶりで、美しい線を堪能できます。 -
「和の書」つれづれ語り 【松﨑コレクション編】 文/髙橋利郎 第3回 烏丸切
古筆鑑定に長けた烏丸光廣(からすまるみつひろ)が所蔵した由来で名付けられた「烏丸切」。飛雲が漂い、揉泊が舞う料紙にも注目です。 -
今月の名品 vol.35 開通褒斜道刻石 旧拓本
後漢前期の古い隷書体で書かれ、漢代の摩崖刻石の第一に挙げられる名作。補刻前の旧拓本。 -
木雞室名品《游墨春秋》 第25回 争座位帖 落ち穂拾い記⑤
高校2年から3年に進級し進路を決める頃に、これまでの工学系から書道に変更した。当時……。 -
今月の名品 vol.34 劉墉 書幅「東坡詩三首」
好んで濃墨を用いたため「濃墨宰相」と称される劉墉が、蘇軾の七言絶句を揮毫した書幅。 -
「和の書」つれづれ語り 【松﨑コレクション編】 文/髙橋利郎 第2回 高野切第二種
成田山書道美術館が所蔵する松﨑コレクションの逸品を髙橋利郎氏が紹介します。第2回目は渋味の極み、高野切第二種の登場です。 -
今月の名品 vol.33 翁同龢 行書対幅
清朝末期の重要な政治家であり、書の分野でも優れた翁同龢の、重厚かつ雄大な行書対幅。 -
「和の書」つれづれ語り 【松﨑コレクション編】 文/髙橋利郎 第1回 関戸本古今集
成田山書道美術館のコレクションより古筆・古写経の逸品を紹介する新連載。解説は髙橋利郎氏。初回は関戸本古今集の有名な一葉をお見せします。