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「和の書」つれづれ語り 【松﨑コレクション編】 文/髙橋利郎 第1回 関戸本古今集
成田山書道美術館のコレクションより古筆・古写経の逸品を紹介する新連載。解説は髙橋利郎氏。初回は関戸本古今集の有名な一葉をお見せします。 -
木雞室名品《游墨春秋》 第24回 争座位帖
書聖・王羲之の『蘭亭序』とともに行書の双璧をなす名品。王鐸の跋文のある明拓の旧本。 -
木雞室名品《游墨春秋》 第23回 顔氏家廟碑
顔真卿の撰ならびに書。顔氏一族の事跡を記す。現存する顔書碑の最後に位置する代表作。 -
今月の名品 vol.32 秦大騩九斤銅権銘拓本
秦時代の権(秤の錘)の銘文の拓本。上部に「大騩」の文字、側面に始皇帝、二世皇帝の詔書が。 -
今月の名品 vol.31 趙城金蔵『大方広十輪経』巻七
趙城金蔵とは、山西省趙城県で発見された金時代の大蔵経の版本。その『大方広十輪経』の巻七。 -
木雞室名品《游墨春秋》 第22回 礼器碑 落ち穂拾い記④ 楊峴・李嘉福逓蔵本
2000年代の始めのころは、中国の国営の文物商店や古籍書店の倉庫には、多くの碑法帖類が……。 -
春敬記念書道文庫の古筆
日本の美を凝縮する珠玉のコレクション。春敬記念書道文庫より平安古筆の名品をご紹介。 -
春敬記念書道文庫の古筆 第12回 伝藤原佐理筆 筋切
古今和歌集を書写した写本の断簡。伝称筆者は藤原佐理、近年の研究では藤原定実の筆と推定。 -
今月の名品 vol.30 上田桑鳩「飄」
奎星会の創設者・上田桑鳩による、文字性の前衛書。漢字一字を素材とし、型破りの大胆な構成。 -
春敬記念書道文庫の古筆 第11回 伝西行筆 小色紙
力強く闊達な運筆で、連綿が縦に貫通。小型の冊子本の断簡を、小さい色紙の形に見立てた。 -
今月の名品 vol.29 楊守敬 書幅
明治13年に来日し、近代日本の書道に大きな影響を及ぼした楊守敬の、重厚な筆勢の行書書幅。 -
春敬記念書道文庫の古筆 第10回 藤原定信筆 般若理趣経
平安後期の能書で、行成を祖とする世尊寺流の第五世・定信が書写。右肩上がりの独特な書風。