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鑑定から鑑賞へ 人と書と歴史を探究する 文/増田 孝 第13回 定家様のゆくえ(上) 冷泉為満筆と思われる歌道入門誓詞の断簡から
藤原定家の書風、定家様は、後世、300年を経て、定家の末裔、上冷泉家のなかに復活した。 -
鑑定から鑑賞へ 人と書と歴史を探究する 文/増田 孝 第12回 烏丸光広② 源氏物語についての手紙
国文学に造詣の深かった光広。源氏物語の写本の鑑定を依頼された回答の手紙。 -
文字遊戯 文/北川博邦 第9回 離合〈文字をわかつ・あわす〉(四)
漢文学に通じた明治の文豪・幸田露伴も「仙書參同契」という一篇で離合の解説をしています。 -
文字遊戯 文/北川博邦 第8回 離合〈文字をわかつ・あわす〉(三)
漢字を分け、新たに組み合わせる「離合(りごう)」の手法を用いた詩を読みます。読み解くと字形の歴史を紐解くことにも繋がります。 -
鑑定から鑑賞へ 人と書と歴史を探究する 文/増田 孝 第11回 烏丸光広① 「権跡の古本万葉集」の手紙
寛永の三筆に並ぶ烏丸光広は、異色の存在。彼の書は手本としてほとんど普及しなかった。 -
文字遊戯 文/北川博邦 第7回 離合〈文字をわかつ・あわす〉(二)
後漢初期に書かれた、春秋戦国時代の越に関する書物『越絶書』。著者の袁康は巻末に「離合」の手法を使った詩を載せています。難しい詩ですが少し読んでみましょう。 -
鑑定から鑑賞へ 人と書と歴史を探究する 文/増田 孝 第10回 松花堂昭乗② 永井直清宛の手紙
小堀遠州を中心とする数寄者サークルの重要な一員だった昭乗。茶友に宛てた最晩年の手紙。 -
文字遊戯 文/北川博邦 第6回 離合〈文字をわかつ・あわす〉(一)
漢字を習う時、「公」は「ハム」、「親」は「立木見」というふうに覚えた人も多かったはず。では、卯・金・刀では何の字? -
文字遊戯 文/北川博邦 第5回 趙直の占夢(二)
前回に引き続き、趙直の夢占いの例です。夢の中に「桑」の木が出てきた三国時代の何祗。どんな結果になるのでしょう。 -
鑑定から鑑賞へ 人と書と歴史を探究する 文/増田 孝 第9回 松花堂昭乗① 「紹意」宛の手紙
近年、松花堂昭乗と尾張徳川家との関係を示す史料がいくつも見つかっている。 -
文字遊戯 文/北川博邦 第4回 趙直の占夢(一)
古代中国の夢占いは独特。夢に見たことを文字に置き換え、分解して読み解きます。三国時代の趙直による実際の夢占い、結果はいかに。 -
鑑定から鑑賞へ 人と書と歴史を探究する 文/増田 孝 第8回 近衛信尹② 藤勘十宛の手紙
堂々とした書風の、近衛信尹の手紙。「寒天の在陣」とは、いつの戦のことなのか。