呉昌碩展─生誕180周年記念─
会期 2024年1月16日〜21日
会場 銀座フェニックスホール
毎年新春に開催される有山社（東京謙慎）書展では、本展と同時に書道愛好家に資する展観を提供してきた。印人書画篆刻展、張瑞図展、傅山展等々。本年は、清末の巨匠呉昌碩の生誕180年を記念した特別展が開催され、好評を博した。
近代最後の文人と称される呉昌碩は、我が国でも常に人気が高く、過去多くの展覧会が開催され、関連書籍が刊行されてきた。今回の呉昌碩展の特長は、今までの展覧会では展示されたことのない、あるいは日本で初めて紹介されるという書画作品を中心にしたこと。さらに篆刻作品や拓本の跋文等も展示され、呉昌碩芸術を広範囲に鑑賞できるまたとない機会となった。
見逃した方は、展示作品を収載した図録が刊行されているので、お問い合わせは謙慎書道会まで。
（f）
103×43
71歳（1914年）作
131×65.5
77歳（1920年）作
132.5×34
