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文房四宝の学習所・研舎の舎主が、長年の研究を通じて得た「文房四宝こぼれ話」を披露。

お目当ての碑は、大山墓域へ入ってすぐに登場する。なにせ沢庵和尚の墓の横、むしろ……。

雙龍が彫られたその碑は、ぱっと見中国風なのだが、タイトルが「利休居士石浮図」と……。

掖山没後、巻家は残された妻の泉が掖山の弟子を婿に迎えて継承。巻菱潭の誕生である。……

菱湖の息子、巻掖山は鴎州、柳佐、柳輔、百里、景遠、築州、之記など、号や呼び名が……。

菱湖の墓は谷中の天王寺にある。もともとは浅草にあった海雲寺に葬られたはずなのだが、……。

巻菱湖は、19歳で単身江戸へ上り、筆屋の高木五郎兵衛のお店に転がり込んだ。……

『銭形平次捕物控』の「百物語」。殺人事件の現場が小法師甲斐という筆屋なのだが、……。

墨色の見本帖を、ネット上で広く開示してみようという試み。15種の墨の墨色を比較。

墨匠もわからず、製造年代なども不明。和墨であることぐらいしかわからない墨。……

明治から大正にかけて、一世を風靡した仿古園鈴木梅仙の製品。香璧は、近代日本画の……。

奈良の老舗古梅園の明治から大正あたりの製品だろう。頂辺に朱漆で「上」の文字が……。