王羲之 集字聖教序 字典
関口研二 編著
B5変型 284頁
光和出版 2022年4月刊
定価/本体3,500円+税
「集字聖教序」は、書聖・王羲之の書の姿を最もよく今に伝えるタイムカプセルのようなもの。本書は、本物の書を、見て、書いて、確かな基礎を身につけられる、書を学ぶ人必携の字典です。王羲之の文字のほかに、空海をはじめとする日本の書の名人の文字も併載し、王羲之の書がどのように日本に受容されてきたかが、ひと目でわかるよう編集してあります。
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【目次】
はじめに
本書の使い方
集字聖教序字典
集字聖教序 全文
コラム1 行書の学びは自然体にあり
コラム2 臨書は、集字聖教序から
コラム3 大事なのは、筆名よりも書法の上下
コラム4 空海も王羲之書法を学んだ
コラム5 小野道風に見る行書の豊かな筆意
コラム6 速書きの戒め
コラム7 「蘭亭序」について知ろう
音訓索引
【著者プロフィール】
関口研二(せきぐち・けんじ)
1947年埼玉県生まれ。東京学芸大学書道科卒業。同専攻科修了。号、青仙・抱石。著書・編書、『篆刻の実際』書苑社、『雅印のたのしみ』雄山閣出版、『草仮名字典』雄山閣出版、『古筆の流れ』芸術新聞社、『かな字典』芸術新聞社、『かな連綿字典』芸術新聞社、『かな字解』芸術新聞社、『古筆細見 そのこころと技』芸術新聞社、『佐藤真令遺墨集 看々』佐藤真令遺墨集刊行会