書道に関するおバカな質問 vol.2  展覧会の受付係になってしまった。来ていく服がない!

疑問を持ちつつ、なんとなくそのままにしていることってありませんか?
游墨舎スタッフの素朴な(おバカな)疑問を、その道のプロフェッショナルの方々にお尋ねしてみました。
いただいた回答をもとにひとつの考え方として示しました。
たいして役には立たないでしょうが、まずはご参考までにどうぞ。

疑問を持ちつつ、なんとなくそのままにしていることってありませんか? 游墨舎スタッフの素朴な(おバカな)疑問を、その道のプロフェッショナルの方々にお尋ねしてみました。いただいた回答をもとにひとつの考え方として示しました。たいして役には立たないでしょうが、まずはご参考までにどうぞ。

Q 展覧会の受付係になってしまった。来ていく服がない!

 東京近郊都市在住の書道歴約30年の主婦です。なにか趣味を持ちたいと思い、30代から書道を始めて今に至っています。主に県展が発表の場で、賞をもらったこともあります。このたび会の創立50周年ということで、テーマを設けて大掛かりな展覧会をやることになって困惑しています。というのも、私は何故か一週間の会期中の受付係を申し付けられました。困っているのはどんな装いをしたら良いのかなんです。着物はそもそも持っていません。高級な服も持っていません。みすぼらしい格好では、会の恥にもなりそうですし。着るものがないから受付係はできません、と断ったほうがよいでしょうか?(60代、主婦)

A
 なるほど、なるほど。書道展では着物をお召しになっている女性も多いですね。で、50周年の展覧会の受付係なのにふさわしい服を持ち合わせていないと。
 展覧会の主役は何でしょう? もちろん作品です。逆にスタッフは黒子。会場の雰囲気を壊さない常識的な地味目のものであれば、誰もそれを気にする人はいないと思いますよ。あなたが受付係に任ぜられたのは、たぶん人当たりが良くて、気が利く方だからではないかと推察します。芳名録に名前を書いてもらったり、荷物を預かったりして(ここ何年かはコロナ対応が加わりました)、気持ちよく会場に誘って差し上げる。それで十分ではないですか。
 注意が必要なのは、展覧会にはどんな人がやってくるかわからないことです。ご案内を差し上げたVIPの名簿はしっかり把握しておいて、お名前をお書きいただいたときに、きちんと対応できるようにしましょう。でないと、VIPのプライドを損ねてしまうかも。また、話しかけも程々にして、芳名録の筆跡に「お上手ですね、書道をなさっているんですか?」などと絶対に聞かないこと。高名な書家がふらりと立ち寄る場合が絶対ないとは言い切れないですから(これは実際にあったお話です)。
 それより何より、そんな心配をする暇があったら、まず作品をしっかり書かないと!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次