疑問を持ちつつ、なんとなくそのままにしていることってありませんか？
游墨舎スタッフの素朴な（おバカな）疑問を、その道のプロフェッショナルの方々にお尋ねしてみました。
いただいた回答をもとにひとつの考え方として示しました。
たいして役には立たないでしょうが、まずはご参考までにどうぞ。
疑問を持ちつつ、なんとなくそのままにしていることってありませんか？ 游墨舎スタッフの素朴な（おバカな）疑問を、その道のプロフェッショナルの方々にお尋ねしてみました。いただいた回答をもとにひとつの考え方として示しました。たいして役には立たないでしょうが、まずはご参考までにどうぞ。
受付の人が書くところをじっと見ていて、値踏みされている様で嫌いです。
Q 芳名録を書かないのはルール違反？
書を見るのは好きなのですが、書道展に行くと必ずと言っていいほど置いてある「芳名録」が苦手でたまりません。まず、置いてある筆も書きにくいものが多いし、何より、受付の人が書くところをじっと見ていて、値踏みされている様で嫌いです。（最近はコロナの感染防止のため、鉛筆が置いてあることも多いので気が楽です。）そしらぬ顔をして受付の前をささっとすり抜け、作品を見て、さっと帰っていく私のような行動は、ルール違反になるのでしょうか。（50代、サービス業）
A
芳名録が苦手という声は多いですね。一般の方が筆で名前を書く機会は、現代ではほぼ皆無になってきたと言ってよいでしょう。ですので、強くお願いしない会も多くなってきたように思います。個人情報保護のため、書かれた名前を紙で隠している場合もありますね。
筆が良くないだの、じっと見られているだのは、言い訳みたいなもので、つまるところ、質問者さんは、書道を嗜んでいるけれど、自分の書く字に自信がない、コンプレックスがあるということだと思いますが、どうでしょう？
自分の名前くらい、自信を持って書きましょうよ。ルール違反なんて大げさなことを言わないで、置いてある筆が嫌なら自前の筆ペンを持参すれば、感染防止にも役立って両得じゃないですか。また、堂々と自信に満ちた風情で書いていれば、それだけでうまく見えたりするもの。何事も慣れですから、逃げないで、回数を重ねて行くことです。がんばってください。
