疑問を持ちつつ、なんとなくそのままにしていることってありませんか?
游墨舎スタッフの素朴な(おバカな)疑問を、その道のプロフェッショナルの方々にお尋ねしてみました。
いただいた回答をもとにひとつの考え方として示しました。
たいして役には立たないでしょうが、まずはご参考までにどうぞ。
疑問を持ちつつ、なんとなくそのままにしていることってありませんか? 游墨舎スタッフの素朴な(おバカな)疑問を、その道のプロフェッショナルの方々にお尋ねしてみました。いただいた回答をもとにひとつの考え方として示しました。たいして役には立たないでしょうが、まずはご参考までにどうぞ。
「美文字」はキレイな字のことでしょうが……。
Q 「美文字」かどうか、誰が決めるんでしょう?
以前「美文字」ブームがありましたよね。練習帳もたくさん出版されています。「美文字」はキレイな字のことでしょうが、キレイな字かどうか、誰が決めるのでしょう? (40代、会社員)
A
美しい文字とは何ぞや、という難しい直球のお尋ねですね。改めて考えると、不思議ですよね。誰が決めたわけでもないでしょうが、日本には、なんとなくキレイな字という共通認識があるんですね。
高校教員の方から聞いた話ですが、「優等生の女子の書く字」というのがあるそうです。いわゆる整った「美文字」。(男子にはそういう傾向は見られないとか。それも面白いですね。)
普段書く字は、それまでその人が見てきた様々な文字の記憶から生れるもので、優等生の女子はその膨大な記憶の中から自然に「キレイと認識されやすい字」を上手く選んで自分のものとしているのかもしれません。生き方上手ですね。