
第66回(2024年度)の毎日芸術賞に、美術Ⅲ部門(書)で慶徳紀子氏が選出された。その贈呈式が2月7日、東京文京区のホテル椿山荘で行われた。
慶徳氏の受賞理由は、2024年7月に東京銀座のセイコーハウスホールで開いた「『間』慶徳紀子展」(既報)での、かなを中心とした斬新な書表現が評価されたことによる。
毎日新聞社の松木健社長から、賞状盾などを受け取った慶徳氏は「熊谷恒子先生に導かれてここまでこられました。日本独自の文化である『かな』を、いかに現代の表現にできるか、実験ばかりしてきたように思います。さらに研鑽に努め、かな書を通じて日本文化の発展や後進の育成にも励みます」と喜びを語った。

なお、受賞者は以下のとおり(敬称略)。
●毎日芸術賞:市村正親(俳優)、奥泉光(作家)、慶徳紀子(書家)、小島ゆかり(歌人)、渡邊順生(古楽鍵盤楽器奏者)
●特別賞:野沢雅子(声優)
●ユニクロ賞:山中瑶子(映画監督)

(左から)市村正親(代理の菅井敦ホリプロ社長)、奥泉光、
慶徳紀子、小島ゆかり、渡邊順生、野沢雅子、山中瑶子

屏風 96×164×2
「間」慶徳紀子展より