書道クイズ vol.6 作品名当て

書道にまつわる【なぞなぞ】や【パズル】のコーナーです。答えは翌月のコーナー内にて発表します。頭を柔らかくして楽しみましょう。
●問題
この唐美人図のもとになった美術作品は何?
ここに1枚の絵があります。

ふわりとした服を着こなし、
きっちりと整えられた髪には花が添えられています。
モダンな唐美人図です。

書斎の机上にはさまざまなものが置かれており、筆や硯もありますね。
蝋燭のあかりのもと、手紙を書くのかもしれません。

よく見てみると、床に本が置かれ、筆も下に落ちています。
女性は優雅な手つきで壺を持ち、笑みをたたえながら硯に墨を注いでいますが、
少し不思議な感じもしますね。
何か見覚えがあるような……。

さて、ここで問題です。
この唐美人図は有名な美術作品のオマージュとしてつくられています。
それは何?
作者と作品名を考えてください。

正解は来月のクイズコーナーで。
 

vol.5の答え

顔真卿「顔氏家廟碑」 (木雞室名品《游墨春秋》 第23回に図版を掲載しています。あわせてご覧ください)

780年の成立と言われています。問題文の中にある兄弟の「三傑」とは、祭姪文稿(さいてつぶんこう)、祭伯文稿(さいはくぶんこう)、争坐位文稿(そうざいぶんこう)の【三稿】を示しています。
顔氏家廟碑は好みの分かれる古典ですが、みなさんはお好きですか?
次回もお楽しみに!

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