書道にまつわる【なぞなぞ】や【パズル】のコーナーです。答えは翌月のコーナー内にて発表します。頭を柔らかくして楽しみましょう。
●問題 馬はどこにいる?
字典を眺めていると、おもしろい形の甲骨文字に出合います。
特に生き物は、シンプルな線描にしたことも相まってユニークな姿です。
下の図版は、『角川書道字典』(角川書店)から生き物の甲骨文字を集めたもの。
文字になっているということは、当時の人々には近い存在だったのでしょう。

では問題です。
この中に今年の干支「馬」はどこにいるでしょう。
「龍」や「鳳」といった想像上の生き物もまじっていますよ。
他の甲骨文字が何を示すかも一緒に考えてみてください。
正解は来月のクイズコーナーで。
vol.18の答え
藤原定家(1162~1241)
ヒント①「升色紙」には定家の書き込みのある一葉もあります。
ヒント②「更級日記」は定家独自の書風「定家様(ていかよう)」で書かれた写本です。
ヒント③「三夕図」は土佐光成筆の絵画で、「三夕(さんせき)」とは新古今和歌集所載の「秋の夕暮れ」を結句とした和歌です。
心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮れ(西行)
見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ(藤原定家)
寂しさはその色としもなかりけり槙立つ山の秋の夕暮れ(寂蓮)
ヒント④「小倉山」は田中益信筆の石摺絵。
定家は、紅葉の名所であった地に「時雨亭」という山荘をかまえ、そこで百人一首を選定したと伝わります。
ヒント⑤「明月記」は定家が記した日記。
公務や暮らし、天文、歌のことなど50年以上にもわたって記録され、史料としても、歌人定家の思いを探るうえでも貴重な史料です。
次回もお楽しみに!