ある日の游墨舎|青木教室

今日は、青木聴雪先生の漢字のお教室です。

生徒さんは、自分の机で半紙に向かって練習し、
先生の机では、添削をしていただいたり、
新しいお手本を書いていただきます。

今日は、半紙のお手本だけではなく、
先生が作品を揮毫するときの様子を
特別に見せていただくことになりました。
先生は、お手本を書くときの朱墨を使って、
中国・明末清初の書家、傅山の書の臨書を
作品にしていきます。

傅山は、生徒さんが関心を持っている書家です。
先生は、図版を横に置き、
傅山の動きのある筆致を追いかけながら、
一気呵成に書き上げていきます。

先生が目の前で作品を書く姿を見るのは、
とても勉強になり、刺激になります。
再び半紙に向かって、練習に集中。
一歩一歩着実に、書く力を身につけていきます。

(取材日/2022年4月)

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